ホウレンソウの育て方

特徴

緑黄色野菜を代表する野菜「ホウレンソウ」緑黄色野菜を代表する野菜「ホウレンソウ」。
ホウレンソウはビタミン、カロテン、鉄分、カルシウムなどの含有量が多く、健康野菜として知られています。
涼しい気候を好み、春と秋が栽培に適しています。
暑さには弱く、25度を超えると発芽・生育不良になり、病気なども発生しやすくなります。
育てやすさ
★★★☆☆(普通)
収穫量目安
1㎡あたり1~2kg
発芽温度
15~20度
生育適温
15~20度
畝幅
60cm(2列植え可)
列間
30cm

栽培のポイント

酸性の土壌に弱いため、必ず石灰をたっぷりとまいて土作りをしてください。
日が長い季節は花茎が伸びる「とう立ち」が起きるので、6~8月の栽培は避けましょう。
春まきの場合は「とう立ち」しやすいので、とう立ちしにくい品種を選びます。

栽培カレンダー

春まき
ホウレンソウ(春まき)の栽培スケジュール

秋まき
ホウレンソウ(秋まき)の栽培スケジュール
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育て方

種まき

春まき:3月中旬~5月中旬
秋まき:9月上旬~10月下旬

①畝を立て、種を1cm間隔でまきます。(列間30cm)
②土をかけ、たっぷりと水を与えます。

間引き

種まきの7~10日後

①双葉が開いたら3~4cm間隔に間引きます。
②株がぐらつかないように、手で株元に土を寄せます。

追肥・土寄せ

種まきの17~20日後

①草丈が7~8cmになったら、列の間に1㎡あたり30gの化成肥料をまきます。
②クワやホーなどで土寄せし、株を安定させます。

収穫

種まきの30~50日後

①地際をハサミや包丁で切り取って収穫します。

東洋種(在来種)と西洋種

ホウレンソウには、「東洋種(在来種)」と「西洋種」があります。
東洋種は角種子、西洋種は丸種子なのが特徴です。
東洋種は、春まきではとう立ちしやすいので注意しましょう。

害虫

アブラムシ
ハスモンヨトウ

病気

べと病