インゲンの育て方

特徴

若どりした甘いサヤは格別「インゲン」中央アメリカがふるさとの「インゲン」。
若いサヤを食べる場合は「サヤインゲン」、完熟した豆を食べる場合は「インゲン」と呼びます。
つるあり種は長く収穫ができ、つるなし種は一気に収穫できます。
つるなし種は栽培期間も短いので、初心者にも栽培しやすいでしょう。
育てやすさ
★★★★☆(やや簡単)
収穫量目安
1株20~30個
発芽温度
23~25度
生育適温
15~25度
畝幅
50~60cm
株間
20~30cm

栽培のポイント

インゲンは空気中から窒素分を吸収するため、肥料の撒きすぎは禁物です。
直まきする場合は、発芽直後に鳥の被害に遭いやすいので、ポットで育苗してから植えつけるといいでしょう。

栽培カレンダー

つるあり種
インゲン(つるあり種)の栽培スケジュール

つるなし種
インゲン(つるなし種)の栽培スケジュール
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育て方

種まき

つるあり種:4月中旬~5月下旬
つるなし種:4月中旬~7月上旬

①ポットに土(培養土や種まき用土)をいれ、指で3箇所穴をあけます。
②種を1粒ずつまきます。
③土をかぶせ、軽く押さえて、水をたっぷりと与えます。

植え付け

つるあり種:4月下旬~6月上旬
つるなし種:4月下旬~7月中旬

①畝をたて、マルチを張ります。
②マルチに穴をあけ、苗より一回り広く土を掘ります。
③植え穴にたっぷりと水を注ぎます。
④水がすべて土に染みたら、ポットから苗をはずし、そっと穴にいれます。
⑤根元に土をかぶせて、手で軽く押さえます。

追肥・土寄せ

植え付けの2週間後から隔週

①株元に化成肥料を5g(ひとつまみ)追肥します。
②株元・肥料にかぶせるように土を寄せます。
③2週間おきに①~②を繰り返します。

収穫

開花後10~15日

①実がほどよい大きさになったら収穫します。
ハサミで切り取って収穫しましょう。

つるあり種は支柱たてを

つるあり種は、植え付けから3~4週間後に210cmの支柱をたてます。
1列植えは直立式、2列植えは合掌式で支柱をたてましょう。
1箇所2株あたり1本の支柱で大丈夫です。

害虫

アブラムシ
ハダニ

病気

モザイク病