特徴
栄養価が高く、実は低カロリーな「サトイモ」。生育適温は25~30度と高温で、日当たりのよい場所、雨の多い環境を好みます。
乾燥する場所では子イモの肥大が悪く、収穫量が少なくなってしまいます。
- 育てやすさ
- ★★★★☆(やや簡単)
- 収穫量目安
- 1株15~20個
- 発芽温度
- 25~30度
- 生育適温
- 25~30度
- 畝幅
- 90~100cm
- 株間
- 40~45cm
栽培のポイント
芽が出ている種イモを用意すると生育がよいです。芽が出ていない場合は、ポリポットなどに仮植えして芽だしまたは育苗をしてから植えつけてもOKです。
定期的な追肥と土寄せが重要で、夏の乾燥期にはしっかりと水を与えます。
掘り上げたイモは寒さに弱いので、土の中や室内で保存しましょう。
栽培カレンダー
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育て方
1植えつけ
4月上旬~5月中旬①畝を立て、中央に深さ15cmほどの溝を作ります。
②溝に40~45cm間隔で種イモを並べていきます。
③イモの間に堆肥を100~200g、化成肥料を約30g置いていきます。
④イモ・肥料の上に土を7~8cmかぶせ、表面を平らにならします。
2追肥・土寄せ
植え付け2ヵ月後、3ヵ月後、4ヵ月後①株の周りに化成肥料を30g施します。
②周囲の土を株元、肥料の上に寄せます。
3水やり
梅雨明け後①乾燥に弱いので、夏の暑い間は水をたっぷりと与えます。
※畝に敷きワラを施すと乾燥防止に効果的です
4収穫
10月中旬~11月中旬①初霜の直前が収穫適期です。
葉の柄の部分をカマなどで刈り取ります。
②株元から15cmはなれたところにスコップをさし、堀りあげます。
③土を落としながら、親イモと子イモを分けます。
土寄せは定期的に
一度に多くの土を寄せてしまうと、子イモが少なくなってしまいます。逆に土寄せが少ない場合は、子イモが地上に出て緑化してしまいます。
定期的に追肥・土寄せを行い、適切な状態を保つようにしましょう。
害虫
アブラムシハスモンヨトウ